M78の周辺

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撮影鏡:BORG77EDⅡ+F4DG(合成焦点距離=331mm  合成F=4.3)
ガイド鏡:miniBORG45EDⅡ+DSI PRO2 PHDguidingによるガイド
架台:Vixen SXD(K-ASTEC改)
カメラ:SXVR-H18  Baader Planetarium, LRGBフィルター 
    L:10分×15枚 R,G,B:各10分×2枚 (総露出時間 210分)
2012年12月11日 22:41~  冷却温度-15℃


12月11日 旭市の長熊スポーツ公園で撮影したM78の周辺です。
撮影地の数キロ南は九十九里浜ということで南方向の光害が比較的少ない場所ではあります。
そんなわけで南天のM78を撮影しました。しかしながら周辺に人口光などもありまして思いの外背景ムラが多く処理には苦労しました。その人口光(街灯)の影響か20枚撮影したL画像の内、ラスト5枚に盛大なカブリが見えていたので今回の処理からは除外しました。西方向に結構明るい街灯が点いていたのに気づいていたのですけど・・あ~勿体ない・・
M78自体は明るく良く写るのですけど周辺の淡い星雲はコントラストも悪くあまり現れてくれません。毎年撮影していますが中々難しい対象だと改めて感じました。



IC2177の周辺
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カメラレンズ:CANON EF135mm F2L USM F2.0→F3.5
カメラ:CANON EOS KissX2 UIBAR-Ⅲ(MFA) ISO800 
架台:EM1によるノータッチガイド
2012年12月12日 0:33~  300秒×24枚(総露出時間 120分)  気温-2℃

こちらは135mmカメラレンズで撮影したIC2177わし星雲周辺です。
中央にポツンと写っているだけの寂しい画像になってしまいました。
わしを取り巻く淡い領域がもう少しでないかと期待したのですがねぇ・・・  思惑取りには行きません。
今思えばEOS用のHαフィルターを使って見るべきでした。←最近活躍していないので使わないと!