前回は星に影やヒゲが出る現象の対策として絞り環を開口部に取り付けてテストしました。
今回は意を決して主鏡側への取り付けを行いました。

まずは主鏡セルの取り外しです。
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上の画像は底部をみた状態です。
「主鏡光軸調整ネジ」と「ブランクネジ」がそれぞれ3カ所あります。「主鏡光軸調整ネジ」は中央の大きめのネジが引きネジ、両側の小さいネジが押しネジです。

まず、3カ所の「ブランクネジ」を外します。
外したネジの代わりに「主鏡セル脱着用ネジ」を取り付けます。
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上の画像は「主鏡セル脱着用ネジ」を取り付けた様子です。

次に「主鏡光軸調整ネジ」の引きネジを3カ所外します。
説明書ではこの引きネジを外して「主鏡セル脱着用ネジ」をつかんで持ち上げれば主鏡セルが外れると書いてありましたが、主鏡側面にある「主鏡セル調整ネジ」を緩めないと外すことができませんでした。
そんなわけで3カ所の「主鏡セル調整ネジ」をあらかじめ緩めておく必要があります。

この状態で「主鏡セル脱着用ネジ」をつかんで真上に引っ張り上げると主鏡セルが外れます。97fd0f34.jpg


上の画像は外した主鏡セルです。
主鏡は3カ所の幅広の爪で固定されています。
鏡面の上に薄いゴムシート、その上から金属の金具で固定されていました。
主鏡の直径は約132mm有りまして爪が1mmほど掛かっているようです。

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上の画像は今回取り付けた絞り環です。
内径は129mm、外経は150mmにしてあります。外経はこれ以上大きくすると鏡筒に収める際に干渉してしまいます。止め穴の位置は現物合わせなので寸法は測っていません。
素材はポリプロピレン0.75mm厚。

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上の画像はこの絞り環を主鏡セルに組み込んだ様子です。
主鏡の上に絞り環、ゴムシート、止め金具の順番にしてあります。
主鏡の固定方法が変わってしまうのでやや不安は残ります。固定する際の力加減もよく分かりません。
この辺りはまた見直す必要があるかも知れません。
主鏡表面のゴミは一応エアダスターで吹き飛ばしておきました。

これを外したときと逆の手順で鏡筒に戻します。

後は光軸調整、先日作った調整台が早速役に立ちました。
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テスト結果
本日晴れましたので先ほどテスト撮影を行いました。
テスト星は前回同様フォーマルハウトです。
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上の画像は絞り環無し、開口部に取り付け、主鏡部に取り付けの3種類の比較です。
今回の対策が一番下になります。
ヒゲのような光は大分抑えられほぼ期待通りの効果が得られた感じです。

まだ光軸が甘かったり、主鏡の押さえにムラがあるなど問題も多々有りますので、今後も地道な調整が続きそうです。

まずは週末晴れればこれで試験撮影してみることにします。