11月30日に希望ヶ丘遠征に行ってきました。

<夜明けの大岩>
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今回現地に集まった面々は東葛星見隊から7名(kishino隊長、mn3192さん、マルさん、Fujimakiさん、T-Fixさん、sora-canさん&私)、その他にもhanaさん&ご友人、としさん、ただよしさんと総勢11名でした。希望ヶ丘にこれだけの人数が集結したのははじめてでしょうか。いつもより早めに出発したつもりでしたが現地に着いたらほとんどの皆さん既に到着されていました。天気は文句なしの予報でしたから早目に現地入りしたいお気持ちよく分かります。
機材のセッティングを行い、久しぶりに隊長特製の絶品闇鍋をいただいた後、早速撮影に入りました。


撮影はいつものように2台体制です。
<右→ε-130D+H18   左→135mmF2L+EOS kissX2>
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この日は時折やや強めの風が吹きガイドグラフが乱れましたが、短焦点セットなので撮影画像にはほぼ影響は無かったようです。気温は終始0℃前後、湿度は低く結露は有りません。撮影開始時は先日作った乾燥空気送風装置も一応付けておいたのですが全く必要無かったようです。適度の風と低湿度でしたので途中からフードもろとも外してしまいました。

朝まで快晴でしたのでそれなりに成果も得られました。
2時頃にはラブジョイ彗星も上がって来て双眼鏡では簡単に見つけることができテイルもしっかりと確認できます。肉眼でも見えた方もいるようですが目が衰えてきたのか私には見えませんでした。
今まで撮影の機会を逃していた彗星も今回は撮影して来ました。
第一弾はラブジョイ彗星です。

ラブジョイ彗星
ε-130D版
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撮影鏡:ε-130D(焦点距離=430mm  F=3.3)
ガイド:miniBORG45EDⅡ+DSI PRO2 PHDguidingによる恒星ガイド
架台:Vixen SXD(K-ASTEC改)
カメラ:CANON EOS kissX2ノーマル 
1分×18枚を彗星核でコンポジット  2013年12月1日 4:47~
 
こちらはε-130DにノーマルX2を付けて撮影しました。冷却カメラでの撮影だとフィルター交換の手間があり面倒なのでデジ一眼を使用しました。


135mmカメラレンズ版
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カメラレンズ:CANON EF135mmF2L USM F2.0→F3.5
カメラ:CANON EOS KissX2 内部フィルター除去改造 UIBAR-Ⅲ(MFA) ISO1600
架台:EM1によるノータッチガイド
2分×12枚を彗星核でコンポジット 
2013年12月1日 5:00~  気温0℃

尾もたいぶ成長しているようです。
荒れるのを覚悟で画像を強調するとこの画角をはみ出すくらいのびています。
アイソンは撮れずじまいで終わってしまいましたが、ラブジョイは今後もまだまだ楽しめそうですね。


翌朝はkishino隊長が用意してくださった朝食をいただき、AM7:30現地を後にしました。
念願の彗星撮影も含め収穫も多く大満足な遠征でした。
ご一緒した皆さんありがとうございました。
またよろしくお願いします。