4月9日 城里に行ってきました。
できれば南福島方面に遠征したかったのですが出発が遅れたのもあって近場にしました。
到着時は微風快晴でやや眠い空。
予報通り22時から翌日0時頃まで雲の通過がありまして撮影不可。
また謎のガイドエラーが頻発した影響で相当のコマが没になり、かなり効率の悪い夜になりました。
NGC4631
撮影鏡:Mewlon-250CRS CR0.73×
ガイド:miniBORG45EDⅡ+QHY5Ⅲ290M PHD2 Dithering Guide
架台:Vixen AXD
カメラ:SXVR-H18 -20℃
露出時間:L10min×16 R 10min×4 GB 10min×3
撮影地:城里
りょうけん座にある銀河です。
ちょっと変わった形状で割と明るくて構造も目立つとのことで対象にしてみました。
随分以前にBORG125EDを使って近くにあるNGC4656とともに撮影したことがありました。
その時は銀河の形状が分かる程度の画像でしたが、今回は25cm鏡の強拡大の威力もあって銀河構造も見えてきてくれました。
撮影開始時のシーイングは良かったのですが時間が経つにつれて悪化してきてしまったのが少し残念でした。
コメント
コメント一覧 (7)
ダイナミックで構造もよく表現されていて素晴らしいと思います。
城里に遠征されたのですね!
私はあの日、滝にいたのですが一晩中かいせいだったもののシーイングがいま一つで凡庸な結果に終わりました。
RUKU
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RUKU
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コメントありがとうございます。
皆さんの行っていた滝に向かいたかったのですが出発も遅れて少しでも撮影時間が稼げる城里にしました。でも1.5時間は曇りでしたので滝に行っても露出時間は全然変わりませんせんでしたね。
撮影前半のシーイングが良かったおかげで構造は出てくれましたようです。もう明け方は低空になってくるので春の銀河も厳しい季節になりました。
RUKU
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コメントありがとうございます。
RGB合成の時点でHaは結構見えていました。冷却CCDなのでD810AよりHaの写りは良いのかとは思います。
最近ようやくLRGBのツボがなんとなく分かってきたような気がしています。冷却手にしてから随分と経っていますが^^;
RUKU
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自分の方は、今晩は、20時の時点ではダメダメでしたが、お天気が案外保って、23時半の時点で撮影しなかったのを後悔しました・・・
くじら銀河、良く写っていると思います。SXVR-H18でも、やはり、D810Aに対して銀河撮影だとアドバンテージがありますでしょうか?
個人的にはもちろん、あると思ってますが、、実際に撮られてる感触としてはどうなのかなぁ・・と思いますし、冷却CCDを使ってない人にとっても参考になるかと・・・。
逆に言えば、冷却CCD派の自分としては、RUKUさんのD810A画像がとてお衝撃的だったのです。
RUKU
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コメントありがとうございます。
短焦点の時は全然きにしていませんでしたが、シーイングやら風の影響など長焦点の撮影は色々な困難がありますね。満足な条件に恵まれるのは年に何回有るのでしょうか^^;
さてD810Aとの比較ですが定量的にデータを取ったわけでもなくあくまでも主観も基づく感想になりますがお許しください。
解像度ですがD810Aの画像をフォーサーズ並にクロップした画像と比較しても8300と大差ないと感じます。なので対象をどうフレーミングしたいかで使い分けるような感じになると思います。
発色についてはやはり違いがあります。D810Aは改造デジカメに比べてHaの発色は若干弱いですし、画像処理エンジンによる独特な色合いになるように感じます。特にマゼンタに傾くような。
冷却CCDは当然の如く素直ですね。色乗りも良いですしHaフィルターで銀河の赤いポチポチを強調したいときなどは絶対的に有利になるのではと思います。
個人的に冷却CCDには苦手意識があったので使用頻度が落ちていましたが最近フィルターを変更したこともあって再評価し始めているところです^^
RUKU
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非常に低ノイズだしフルサイズを活かした高精細感は8300では味わえません。
天体撮影でも抜群のパフォーマンスを発揮して一般撮影にもそのまま使えてしまうのは唯一無二ですよね。
RUKU
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