本日発売の天文ガイド7月号に4月の房総遠征で撮影した「おとめ座 M61」が掲載されました。
撮影当日は透明度が低く途中で靄がかかるなど撮影条件は最悪に近い状態で、同時にカメラレンズで撮影していたアンタレス付近は淡い星雲が全く出てくれず、データはゴミ箱行きになった程でした^^;
ただ透明度は悪いながらもシーイングは割と良さげだったようです。
中心部は割と明るめで周辺の腕もしっかり出てくれましたので、なんとかこの銀河の特徴を表せたのかと思います。
中心部の渦構造の出方がイマイチなのと全体的に荒れが目立つのでやや満足度に欠けますが、それは次回への課題としておきます。
以下、掲載作品です。
コメント
コメント一覧 (8)
天文ガイド7月号入選おめでとうございます。
天文誌常連のRUKUさんですが、入選の確率が高さに敬服し、、さすがだと思います。これからも素晴らしい作品を楽しませてください。
楽しみにしております。
私がちょいお邪魔した夜の作品ですね。
あの空で、よくこのレベルまで作品を持ってきましたね。さすがRUKUさん!
次回作品も楽しみにしております。
さすがにRUKUさん、条件の悪い中でもきっちりと仕上げてきますね。
私も見習わなくては(^^;
(ここ1年入選なしです・・・さすがに焦ってきたぞぉ・・)
一昨日、田舎から戻ってきましたが関東は梅雨入り。
当分、遠征は無理そうですね。
クリックすると大きく拡大されてM61が素晴らしく解像しているのが良く分かります。この対象がこれほど撮れるのなら、似たような銀河が沢山あるので幾らでも撮影対象は困りませんね。梅雨入りしたばかりですが、早く明けて欲しいですね~。