撮影したい銀河が山盛りの季節ではありますがそちらは来たるべき遠征の機会にとっておくことにしまして、自宅環境でも楽しめそうな2つの惑星状星雲を撮影してみました。
派手な散光星雲に比べて小さく地味な印象の惑星状星雲は今まであまり撮影対象として魅力を感じていませんでしたが、小さいながらもそれぞれ特徴的な形状を持っていて中々に味わい深いものがあります。

< Abell33 RGB+OⅢ >
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撮影鏡:Mewlon-250CRS CR0.73×
ガイド:miniBORG45EDⅡ+QHY5Ⅲ290M PHD2 デイザガイド
架台:Vixen AXD
カメラ:ZWO ASI294MM PRO -20℃
フィルター:Chroma  31mm   OⅢ  3nm , RGB
露出時間:RGB  3min✕6(2×2binning)  ,  OⅢ 5min✕126(2×2binning) total  684min
撮影地:庭

Abell33はうみへび座にある惑星状星雲で「宇宙に輝くダイヤモンドリング」なる愛称があるようです。
星雲の右下にある恒星が皆既日食時のダイヤモンドリングを連想させるからとのことですが、この画像ではダイヤモンド呼ぶにはちょっと輝きがたりませんでしたね^^;
暗い空でしたらRGBで綺麗な姿を捉えられるようです。光害地でもOⅢフィルターを使えば十分に星雲を捉えることができます。




< NGC2371  AOO合成 >
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撮影鏡:Mewlon-250CRS CR0.73×
ガイド:miniBORG45EDⅡ+QHY5Ⅲ290M PHD2 デイザガイド
架台:Vixen AXD
カメラ:ZWO ASI294MM PRO -20℃
フィルター:Chroma  31mm    Hα,OⅢ  3nm
露出時間:Hα  5min✕40(2×2binning)  ,  OⅢ 5min✕56(2×2binning) total  480min
撮影地:庭

ふたご座にある惑星状星雲で「ドッグボーン星雲」の愛称がつています。ガスの噴出方向が両端に広がっている様子が犬の骨(犬の咥えている骨?)のように見えるということでしょうかね?画像からは想像つきにくいですが^^;
視直径0.9′ということでとても小さいですね。明るさ約13等と暗いのですが中心部は割と明るいようでLフィルター10秒程度の画像を強調すれば存在は確認できました。
露出時間の恩恵もありまして両端に広がる弧状のガスも現れました。画像はAOO合成です。