12月もよく晴れました。
しっかりと冬は訪れていまして朝晩は結構冷え込むようになってきました。
この季節になると当地は晴天が続いてくれます。
夜も長く露光時間も稼げそうな時期ですので今月は淡もの対象を撮影してみることにしました。


Hartl-Dengel-Weinberger 3 (HDW3)  - HOO
302_p
撮影鏡:Mewlon-250CRS CR0.73x
ガイド:miniBORG45EDⅡ+QHY5Ⅲ290M PHD2 ディザガイド
架台:Vixen AXD
カメラ:QHY16200A -20℃
フィルター:Astrodon  SⅡ,Hα,OⅢ 5nm
露光時間: Hα:10min✕181(1×1bin )  , OⅢ:10min✕143(1×1bin ) TOTAL 3240 min
撮影地:庭


ペルセウス座にあるあまり馴染みのない惑星状星雲です。
海外サイトのAstrobinで見かけた対象でミルファクの南4度くらいのところにあるとてもとても暗い対象です。
いつかは撮影したいと考えていて、夜の長い今頃が良いのじゃない?と軽い気持ちで撮影に望みましたが・・・これを美しく仕上げるのは容易じゃないと痛感しました。
海外の作例を参考にした露光時間は歴代一位となりましたが達成感のなさも歴代一位ですw
とりあえずこの星雲の特徴でもあるギザギザ構造が写せたのがせめてもの救いであります。



<星ナビ1月号掲載>
12月5日発売の星ナビ1月号に「カシオペア座 NGC7635バブル星雲」が掲載されました。
構造描写もまずまずで自分としては満足な作品でしたので掲載はとても嬉しいです。
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