新しい年になりましたが昨年撮影した対象を処理しました。
主鏡掃除で赤道儀から鏡筒を降ろした25cmミューロンの代わりにε-130Dを載せました。
13cmイプは軽量コンパクトで使いやすい良い鏡筒です。
長い夜と良い天候のおかげで12月は淡もの月間になりました。
Sh2-223,Sh2-224
撮影鏡:ε-130D
ガイド:コ・ボーグ36ED+ASI120MM mini PHD2
架台:Vixen AXD
カメラ:QHY16200A -20℃
フィルター:Astrodon SⅡ,Hα,OⅢ 5nm
露出時間: Hα 10min✕63 , OⅢ 10min✕96(TOTAL 1590min)
撮影地:庭
ぎょしゃ座にある超新星残骸のSh2-223(右)、Sh2-224(左)です。AOO合成です。
淡いには淡いですが我が家の明るい空でもHαは1枚画像でも存在が確認できました。
前回撮影のHDW3やSh2-200は1枚画像で存在不明でしたので、存在が確認できただけで何とかなるんじゃないって気になっていました。もう完全に麻痺状態ですw
ただOⅢは何枚重ねてもシミ程度にしかならないのは悲しいところです。Sh2-224はOⅢが乗るととても綺麗なんですけどね。
色々不満点はありますがこの対象をまさか庭で撮る日が来るとは思ってもいませんでしたので撮影できただけでもありがたやです。
<天文ガイド2月号掲載>
今月発売の天文ガイド2月号に「カシオペア座 Sh2-200」が掲載されました。
これも超絶淡い対象でした。地味なので紙面でも地味~に載ってましたw
処理は意外と面倒だったので採用されてこちらもありがたやです。
コメント
コメント一覧 (8)
天文ガイドのSh2-200を見て、良く写し出せたなぁと感心したらRUKUさんの作品で納得しました。
Sh2-223,224も街中で写せるようになったとはビックリ
この対象で私が最優秀賞を頂いたのが、2010年3月号 同じ寅年
カメラの感度が格段に良くなりましたね。
RUKU
が
しました
天文ガイド掲載、おめでとうございます^^
この淡い対象、RUKUさんの作品を眺めることで満足してしまいました笑
ぎょしゃ座の淡いのも、いつか撮ってみたいと思ってたのですが、意外と対象が大きくてフレーミングに悩んでいました。
来年挑戦してみる際には参考にさせていただきます!
RUKU
が
しました
正月早々、縁起が良いですね。
ぎょしゃ座の淡いやつ、ナイストライです。
たしか、ぴんたんさんも天彩にアップしていましたがこの淡い対象は遠征組には無理ですね。私はスルーです。
私は、同じぎょしゃ座のsh2-216,221にちょっかいを出してやばい事になっています。
RUKUさんの宅撮り作品を見ていると、時代は変わったなと思うところがあります。ナローの普及に加えて撮影機材や画像処理技術の進歩により光害地の宅撮りでも露光時間のアドバンテージを生かして凄い写真が撮れることがわかりました。今後の主流になりそうてわすね。
RUKU
が
しました
天文ガイド入選おめでとうございます。とても淡い対象なのに見事に写しきってみえますね。
僕もこの秋撮り掛けたのですが、月の関係でHαのみで終わってしまいました。相当時間掛けないとダメなので今年再挑戦します。
Sh2-223,Sh2-224もとても淡いと思いますがとても美しく見惚れました。
今年の撮影リストに加えます(笑)
RUKU
が
しました