9月になりましたがまだまだ猛暑が続いています。
薄くなってきた頭頂への太陽からの猛攻がこたえます。

ここ何年も風邪も引いたことがなかったのに、今年の夏は何故か突然体調を崩して病院のお世話になってしまいました。まぁ、何とか乗り切ったようで良かったですが、もう若くはないんだよという警告ですかね^^;

さて月が太っていく時期ですがそろそろ活動を再開しようと先週から庭でナローでの撮影を始めてみました。6月の遠征以降機材はしまったままでしたので何を出そうかしばし思案しました。この暑い中大砲を出すのは結構きついので久しぶりに軽量セットにしてみました。

BORG77
鏡筒は天体撮影を本格的に始めた頃から使っているBORG77ED+F4DGのセットです。
赤道儀はK-ASTECさんにステッピングモーター改造してもらったSXD。
軽量で運用が楽で良いですね。しばらくはこれで良いか^^


今回対象にしたのは何年も前から撮りたいと思っていたはくちょう座周辺の星雲郡です。

Sh2-112からSh2-115
15 のコピー
撮影鏡:BORG77EDⅡ+F4DG
ガイド:コ・ボーグ36ED + ASI120MM  PHD2 ディザガイド
架台:Vixen SXD(K-ASTEC改造)
カメラ:ZWO ASI294MM PRO 0℃
フィルター:Chroma  SⅡ,Hα,OⅢ 3nm  31mm    
露光時間:  SⅡ:5min✕43 ,  Hα:5min✕94 , OⅢ:5min✕98 ,総露光時間:19時間35分
撮影地:庭
 
はくちょう座のデネブの西側に位置するSh2-112とその北部のSh2-115の周辺になります。
それぞれを単独で撮影したかったのですが、このように広範囲で撮ることでガスの広がりや暗黒帯の様子もわかりましてこれはこれでよいかなぁと感じました。

久しぶりの運用にも機嫌よく働いてくれた機材に感謝ですね。