4月6日(水)~7日(木)にかけて、懲りずに南房総白浜に出撃しました。
前日のGPVは日本全国雲がないというまれに見る好条件だったにも関わらず、GPVを眺めて終わってしまったので翌日に強行しました。出発が遅かったこともあり道もすいていましたので、今回は普通に走って2時間弱でした。
前日はぴんたんさんがこの場所で新機材のテストを行っていたそうです。そのときは無風だったそうですがこの日は気温10℃、風はやや強めでした。
 
今回撮影したのは、さそり座の頭部に位置する淡い反射星雲IC4592とそのお隣にあるIC4601です。
存在自体あまり知らなかったのですが、前回アンタレス周辺を撮影したときにIC4601が写っていたのを切っ掛けに、BORGで撮影する対象として丁度良さそうだということに気が付きました。
撮影したのは良いのですがあまりに淡い対象で処理には苦労させられました。何だかぼやけてメリハリが有りませんけどアップします。
 
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撮影データ:BORG77EDⅡ+F4DG EOS KissX2IR改 UIBAR-Ⅲ(MFA)  ISO800 720sec×12枚 SXD+SMARTGUIDER
 
撮影は順調に終わって枚数も希望通り撮影できたのですけど、撮影後の画像を見てみるとどうも後半の5コマくらいから薄雲がかかっていたようで星の周りが霞んでいるようでした。
肉眼では雲もなく綺麗な星空に見えたのですが分からないものです。
それだけ白浜の空も暗いと言うことでしょうね。