7月24日(土)は柏プラネタリウム観望会が有りましたので応援に行って来ました。
夕方は雲が多くて絶望的な空模様だったのですが、観望会の始まる頃になって急速に天気が回復し見事な星空になりました。
持参したμ180で土星とこと座のリング星雲M57などが観望できました。
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透明度が良かったのか節電効果で空が暗くなっているのか、M57が柏の町中とは思えないほどクッキリと見えたのは驚きでした。昨年の観望会では空振りで残念な結果でしたので今年は素晴らしい星空に巡り会えて良かったのではと思います。
 
 
さて、この日は土星もよく見えてはいたのですが、mn3192さんが持参されたTSA102と比べるとどうもシャープさが掛けているような印象でした。ミラー洗浄した後、実際の恒星を使って光軸合わせをしたのですがどうも追い込みが甘いのではとの疑いがわいてきました。
mn3192さん所有のセンタリングスコープをお借りすることができましたので早速光軸調整をしてみました。
mn3192さんいつもありがとうございます。
 
こんな具合で接眼部に取り付けます。
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矢印方向からのぞくと副鏡が見えるのですが、ズレがあると副鏡が2重に見えたり歪な形状に見えたりします。
見たところ僅かではありますがズレているようでした。
 
普段は暗闇で実際の星をWebカメラでPC上に写しながら調整をしているわけですが、対象を見失うことも多くて作業はとてもたいへんでした。センタリングスコープですと明るい場所で追い込みができますので作業性は格段にアップします。
副鏡についている銘板を外すと光軸調整用のネジ3本が現れます。
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このネジをを締めつつ緩めつつ、センタリングスコープを覗きながら光軸を合わせ込みました。
かなり良い雰囲気です。
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暗くなってからいつものようにWebカメラを使って確認し結果は良好でした。動画を撮影したのですが何故かファイルが破損していて再生できませんでした。(ToT)
 
実写ですが今朝(25日)奇跡的に254分に目が覚めましたので、木星を撮影しました。ただ雲に見え隠れしている状態で光量もないので小さめの画像です。
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撮影データ:2011725日 3:35 μ180 LV12mm  HDR-HC3
 
もっと大写しでないと光軸調整効果の程はよく分かりらないですかね。
早起きできたらまたトライしたいと思います。早起き苦手ですけど・・・(^^;