4月に南房総白浜で撮影した「アンタレス付近」の画像が「Vixenギャラリー2011年夏」で金賞をいただいてしまいました。 (^o^)/
 
応募したのが4月中旬で随分時間がたっていたのですっかり忘れていました。いつ発表だったのかな?
Vixenの赤道儀使いとしては一度は応募してみたいと思っていましたが、なんと金賞とは自分でもビックリです。
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この作品ははじめて行った南房総白浜で135mmカメラレンズを使って撮影したものです。
途中雲に阻まれてあまり露出時間がかけられませんでしたが、南天の暗さに助けられてこの領域特有のカラフルな色彩が幾らか表現できたのではと思います。
大きくするとザラ付きが目立つのでちょっとぼかしを強くしすぎたかもしれませんけど(^^;
一つ目標が達成できて大変嬉しく思います。
 
 
選者が大野さんというのも嬉しいことでした。
実は大野さんとは以前お会いしたことがあります。
 
2年前の5月、高速料金休日\1,000を利用して福島方面へぷらっと出かけたことがありました。そのとき偶然立ち寄ったのが「星の村天文台」でした。このとき私は天文休眠中でこれと行った活動もしていなかったのですが、やはり興味をそそられる場所でしたので立ち寄ってみたのです。その天文台の売店にどこかで見たようなヒゲのおじさんがいました。恐る恐る声をかけてみると、なんと大野さんでした。若かりし頃から雑誌などでお顔を拝見していましたが実際にお会いできるとは感激でした。
その際に現在はこの天文台の台長をされていたりビクセンのアドバイザーをされていることを知った次第です。ちょうど7月の日食(2009年7月の皆既食)を控えていることもあり売店発売されていた日食グラスを買いましたら、大野さんがカナダで撮影されたオーロラの写真と名刺までいただいてしまいました。
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その後、少しばかり立ち話をさせていただきましたが、このときの出来事は今でも忘れることはできません。
これから数ヶ月後、撮影用の赤道儀や鏡筒をせっせと買い込み天体の撮影にはまってしまった今の自分がいるわけで、大野さんが復活の切っ掛けを作ってくれたようなものだと思っています。
 
星の村天文台は先の大震災で65cm反射鏡が床に落下し倒壊してしまうなど甚大な被害が出てしまったようでとても残念です。
それでも被災各地を精力的に訪問し復興支援活動として観望会を実施しているとのことで頭の下がる思いです。
天文台の早期復活を願ってやみません。