先日GENTAさんがアップされた北斗の拳に刺激を受けまして、1月の遠征で撃沈した対象を掘り起こしてみました。

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まず
一つ目は上のGoogle sky画像の四角で囲んだ領域です。
大王イカの南に当たる部分で赤外線画像だと割と濃いめに見えるところです。
いつもの135mmカメラレンズで撮影しました。普段F3.5で撮影していたのにこの日は一段明るいF2.8で撮影してみたら周辺像がノビノビでした。しかもピントが甘くフリンジ出まくりで処理する気力も無くなりサヨナラ状態でした。

<発掘品 その1>
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EF135mm F2L  F2.8  kiss X2改  ISO1600  5分×33枚  1月24日希望ヶ丘にて撃沈

存在は確認できましたが画像は悲惨でした。北側の大王イカ付近と2枚モザイク合成するつもりで撮影はしたのですが、北側は片ぼけで更に悲惨で手を付けるのを諦めました。
上の画像、中央からやや左側の濃いめのところは構造も有りそうなのでクローズアップの対象になりそうな気もします。写ればですが・・;





二つ目はM81,M82付近から北極星にかけての広い範囲を50mmカメラレンズで撮影したものです。空の状態も良く割と広い範囲をF2.8で時間かけて撮影すれば結構写るのじゃないかと甘い考えで撮影したら本当に考えが甘すぎでした。

<発掘品 その2>
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SIGMA 50mmF2.8DG MACRO  kiss X2改 ISO1600 5分×56枚  1月31日希望ヶ丘にて撃ち~ん

この対象は100枚以上撮影したのですが撮影中のピント移動がひどくて半分以上捨てる羽目になりました。それでも4時間以上のデータが有る訳ですがどうにもGoogle Skyのような雲は出てきません。かろうじて現れたのが上のムラのような模様らしきです。
SIGMA50mmを使う時は無限遠合焦のためUIBAR-Ⅲにクリアフィルターを追加して撮影しているのでそれが悪影響しているのか、明らかに135mmF3.5で撮影した方が良い印象です。
このような対象はIRカットフィルター無しで撮影する方法もあるとの情報もいただきましたので、クリアフィルターのみ使って星雲抽出を試す価値は有りそうです。

来シーズンまで撮影する気力体力が残っているかは不明であります。