2月になりました。
風の強い日が多いながらも相変わらず乾燥した晴天の日が多い我が家周辺です。

庭に出しっぱなしにしていたせいか、過酷な使い方をしたためかはわかりませんが冷却CCD、QHY16200Aが再起不能になりました。まだそれほど年数は経っていないのですけどね。
このカメラは導入時からトラブル続きで呪われたカメラなんじゃないかと思うこともありました。
APS-Hというフルサイズに届かない微妙に広い画角で撮影できてノイズも少なめで調子の良いときは素晴らしい画像を吐き出してくれるのですけど・・
何度か天文誌掲載もあり良い思いもさせてもらいましたので、感謝の気持ちを持ちつつこの度勇退していただきました。

で、新たにフルサイズの冷却CMOSカメラ、ASI6200MM-PROを導入しました^^;
今回はそのカメラのファーストライトになります。
ZWOのカメラはASI294MM-Proで経験済みなので特に問題なく撮影に入ることができました。


ばら星雲中心部
5_2k
撮影鏡:Mewlon-250CRS CR0.73×
ガイド:miniBORG45EDⅡ+QHY5Ⅲ290M PHD2 ディザガイド
架台:Vixen AXD
カメラ:ZWO ASI6200MM PRO -20℃
フィルター:Astrodon  SⅡ,Hα,OⅢ 5nm
露光時間:SⅡ:5min✕77 , Hα:5min✕89 , OⅢ:5min✕79   TOTAL 1225min


いっかくじゅう座のバラ星雲中心部のSHO合成です。
今までより更に広い画角と低ノイズ、高解像度は感動モノでした。
ファイルサイズが膨大なのでPCのストレージを圧迫するのでまめに移動や削除しないといけません。また仕方ないですが処理に時間がかかります^^;
MewlonでCR0.73×レデューサーを使うとイメージサークル的に厳しいので周辺部はやや怪しくなります。これはD810Aでも経験済みなので想定通りでしたが。

まあ、そんなネガな部分も吹き飛ばしてくれそうな、これからの撮影がとても楽しみなカメラであります^^