6月17日、丘まででかけました。
去年の10月以来の遠征ですので8ヶ月ぶりです。
現地では星見隊K隊長と3人のメンバーのみなさん(Iさん、Tさん、Kさん)とご一緒しました。

薄明が終わるまではやや薄雲が残っていましたが暗くなってからは朝まで微風快晴となりました。
この時期は2時半頃には薄明が始まってしまうので撮影できる時間が短いですね。
日中の気温は30℃と真夏日となりましたが明け方は15℃となりましたので、まあ結構な寒暖差でした。

今回は自宅では撮影できない南天低空の対象と、5月にIRパスフィルターを使って撮影した銀河のカラーデータを撮影してきました。



M20(三裂星雲)
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撮影鏡:Mewlon-250CRS CR0.73×
ガイド:miniBORG45EDⅡ+QHY5Ⅲ290M PHD2 ディザガイド
架台:Vixen AXD
カメラ:ZWO ASI6200MM PRO -5℃
フィルター:Astrodon  LRGB Gen2 Tru-Balance 
露光時間: L:3min✕48 ,  R:3min✕4, G:3min✕4, B:3min✕6     総露光時間 186min(3時間6分)
撮影地: 丘

いて座のM20(三裂星雲)で6年前にデジカメで撮影して以来の対象です。
赤い星雲を取り巻く青い星雲が中々に良いお気に入りの天体です。
遠征で撮ったデータはフラットもよく合うし発色も素直で処理がし易いですね。
庭撮り画像ではいつも四苦八苦していますので苦痛でない処理は久々でした^^



NGC5866
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撮影鏡:Mewlon-250CRS CR0.73×
ガイド:miniBORG45EDⅡ+QHY5Ⅲ290M PHD2 ディザガイド
架台:Vixen AXD
カメラ:ZWO ASI294MM PRO -10℃(IR)    ASI6200MM PRO -5℃ (RGB)
フィルター:Astronomik ProPlanet 642 BP IR 31mm (IR)
                      Astrodon  LRGB Gen2 Tru-Balance (RGB)
露光時間: IR:3min✕128 ,  R:3min✕3, G:3min✕3, B:3min✕3     総露光時間 411min(6時間51分)
撮影地: 庭(IR)、丘(RGB)



りゅう座の銀河、NGC5866です。
5月に自宅で撮影したIR画像に今回の丘で撮影したRGBカラー画像を使ったIR-RGB合成になります。
中央付近の横切る切れ込みのような筋模様が特徴的で上下に裂けているかのように見えます。
5月のモヤモヤした空で撮影した輝度情報で露光もいつもより短めでしたのでハロー部分が余り写らず全体的に小ぶりな感じになってしまったのはやや残念な点です。