新しい年になりました。
先月は諸事情で撮影をお休みしていたため久々となりました。
夏以降は軽量機材で運用していましたが、今回は気合を入れて重量級の筒を引っ張り出しました。
赤道儀に載せちゃえば後は楽なんですけど。なかなか踏ん切りがつかずでした。


NGC2403
_107
 撮影鏡:Mewlon-250CRS CR0.73×
ガイド:miniBORG45EDⅡ+QHY5Ⅲ290M PHD2
架台:Vixen AXD
カメラ:ZWO ASI294MM PRO -10℃
フィルター:Chroma  Hα,B 31mm    ,   Astronomik ProPlanet 642 BP IR 31mm
露光時間:  Hα:5min✕48 , B:3min✕90   , IR:3min✕289  総露光時間 1377min (22時間57分)
撮影地:庭


きりん座にある銀河、NGC2403で約7年ぶりの撮影になりました。
カラフルでなかなか見栄えのする美しい銀河です。
輝度をIR、カラーをIR,Hα,Bを使って作りました。
Hαフィルターの効果が大きかったようで赤いポチポチのHⅡ領域がよく出てくれました。
周辺の淡い腕がもう少し出てくれると嬉しいのですが、これが庭の限界かもしれません。
でも7年前に遠征先で撮影した自身の作品より進化は見られているようです^^

今回の撮影からディザガイドをやめてFlatAideProのクールピクセル除去処理に頼ることにしました。これによる背景のノイズは特に気になりませんでした。IRパスフィルターで撮影した画像の背景が汚いのもあって気にならないのかもしれませんが^^;
ディザーで時々問題起こしていましたし、撮影枚数も稼ぐことができますので問題なければこのほうが良さそうです。